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【能登半島地震】七尾市 観光名所で大きな被害 国内シェア1位・和ろうそくの老舗も 営業再開の見通し立たず

01/16 17:30 配信

 日本各地で厳しい冷え込みとなった16日、能登半島地震の被災地でも雪が積もりました。
 
大きな被害を受けた石川・七尾市の観光名所『一本杉通り』。
 雪が舞う中、1軒1軒建物の安全性を調査員が調べ、こちらの理髪店は「要注意」と判定されました。

(理髪店の経営者)
「家の土台が前のほうに5~6cm出てきたって言う話はしてました」
「水回りも全部、昔のコンクリートの洗い場なので、それも全部飛び出た。足の踏み場もなくて水物系が多いので、それが割れたりしてた」
「(Q.営業再開の見通しは?)ちょっと立たないですね。どうするか・・・」

 また、明治時代から続く『高澤ろうそく店』の建物は、道にはみ出るように崩れてしまっています。

 商店街の人によると「和ろうそく」の国内シェア1位を誇る老舗ですが、営業再開の見通しは立っていないということです。

 店主は「できるだけ早く営業を再開して、商店街にポジティブな雰囲気をもたらしたい」と話していました。

最終更新:01/16 17:30

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