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遺族には当初死因を「肺炎」と説明・・・「糖尿病」見落とされ治療受けられず患者死亡 神戸徳洲会病院に保健所が改善命令へ 兵庫県内では初

01/19 13:41 配信

 神戸徳洲会病院で去年9月、糖尿病の患者が適切な治療を受けられずに死亡した問題で、保健所が今月中にも、医療法に基づく改善命令を出す方針であることが分かりました。

 神戸市保健所などによりますと、死亡した70代の男性は糖尿病で神戸徳洲会病院に通院していましたが、新型コロナに感染して、別の大学病院に転院。

 症状が改善し、徳洲会病院に戻って入院しましたが、その際に糖尿病であることが見落とされ、適切な治療を受けられずに死亡しました。

 主治医は院長で、遺族には当初死因を「肺炎」と説明していました。

 保健所は今月中にも、一連の対応が著しく不適切だったとして、医療法に基づく改善命令を出す方針を固めたということです。

 同様の改善命令を出すのは、兵庫県内では初めてです。

最終更新:01/19 14:53

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