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「地震の爪痕」残るホームに通学の高校生の姿 JR七尾線が一部区間で運行再開 能登半島地震から3週間

01/22 17:33 配信

 能登半島地震から22日で3週間です。金沢と能登方面をつなぐJR七尾線の一部区間が22日、運行を再開しました。

【JR七尾駅から中継】
 22日、一部区間で運行が再開したJR七尾線の七尾駅に来ています。駅周辺では現在も断水が続いていて、運行再開に合わせ、6基の災害用トイレが設置されました。

 駅舎の中に移動しますと、ホームの床が割れて盛り上がっているのがわかります。このような危険な場所はロープで立ち入れないようした中での、運行再開となりました。

 運行本数は通常通りで、朝5時台から夜10時台まで1時間に1本程度の運行となっています。

 ただ、七尾駅から和倉温泉駅までの区間については、駅舎の破損や線路のずれなどの影響が残っていて、2月中旬の再開に向け、復旧作業が進められています。

(Q、どのような人が乗っていた?)
 駅で電車に乗り降りされる方を見ていると、通学に使う高校生が多い印象でした。そのほか、知人に会いに来たという方は、地震の発生以降、七尾市に来る公共交通機関がなかったので、「久しぶり。ようやく会えたね」と、再会を喜んでいました。

最終更新:01/22 17:33

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