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「友だちと対面で話せる」高校生が通学再開 のと鉄道が代行バスの運行開始【能登半島地震】

01/29 17:36 配信

 「のと鉄道」は29日朝から、七尾駅と穴水駅の間で8つの駅近くに停まる代行バスの運行を開始しました。被災者の交通手段にも、復活の兆しが見え始めています。

(記者リポート)
「29日午前7時前です。全線で運休している『のと鉄道』の代行バスが、田鶴浜町に到着しました」

 市民にとって重要な生活の足となっていた、石川県七尾市と穴水町を結ぶ「のと鉄道」。地震の影響で線路が折り曲がるなど、いまだ運行できない状態が続いています。

 そこで、「のと鉄道」は29日朝から8つの駅近くに停まる代行バスの運行を始めました。

 朝と夕方、上下線合わせて14便。これまで登校手段がなかった高校生にとっては、頼みの綱です。

(高校2年生)
「バスを使って行けるので、時間とか制限はありますけど、うれしいです」
(高校1年生)
「親に車で送ってもらったり、家でオンラインで授業を受けたりしていた。(友達と)ラインとかより、対面で話したほうが楽しいので、バスが出て学校に行けるのがうれしいです」

最終更新:01/29 17:36

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