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神戸製鋼のグループ会社から約1億2000万円詐取疑い グループ会社の元役員ら最終送致 実態ない会社に架空の工事発注か

02/01 13:34 配信

 神戸製鋼所のグループ会社の元役員らが、実態のない会社に架空の工事を発注し、グループ会社側から総額約1億2900万円をだまし取ったとして、奈良県警は1日、元役員らを詐欺容疑で最終送致し、捜査を終えました。

 神鋼のグループ会社の元役員・石田至功容疑者(66)は、おととし1月から9月にかけて、会社役員の大山明浩容疑者(60)らと共謀し、実態のない会社に工事を発注したと偽って代金を請求。

 グループ会社から計約1億2900万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警察は石田容疑者ら3人の認否を明らかにしていません。

 警察によりますと、石田容疑者と大山容疑者は十数年前から、同様の手口で金をだまし取っていたとみられるということです。

 石田容疑者らは去年12月5日に詐欺容疑で逮捕され、同月22日に同容疑で再逮捕されています。

 神戸製鋼は同月5日、「お客様、株主様をはじめステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」とのコメントを発表しています。

最終更新:02/01 13:34

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