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「同じ『万博』を経験する都市同士で友好を」大阪市と中国・上海の友好都市50周年シンポジウム 交流促進を呼びかけ

02/06 21:07 配信

 同じ「万博」を経験する都市同士で友好を――。大阪市と中国・上海市の友好都市提携50周年を祝うシンポジウムが6日に開かれ、約1年後に迫った大阪・関西万博を契機に、双方の交流を深めようと呼びかけがありました。

 大阪市内の会場では、主催者側の薛剣(せつけん)・駐大阪中国総領事が、2010年に開催された上海万博に触れつつ「大阪とは、同じ『万博』という経験を共有する二つの都市になる」「(中国の)今後の万博への協力を通じて、両都市に新しい化学反応が起きることを期待する」と述べました。

 シンポジウムでは文化、観光などの分野の日中双方の専門家が意見交換。

 万博協会から参加したスタッフが「子どもと若者の交流を万博で実現したい。日本の子どもたちが修学旅行でたくさん来るので、ぜひ上海からも修学旅行で来て頂きたい」と話すと、薛剣総領事は「今回の機会を十分にいかし、両国の交流が盛んになることを望みます」と応じるなど、民間交流の促進に前向きな姿勢をみせていました。

最終更新:02/06 21:07

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