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吹田市と警察が「防犯機能付き電話機」高齢者向けに購入・設置を支援

02/09 21:45 配信

 特殊詐欺の被害が、大阪府内で特に多い吹田市。市と警察は高齢者向けに、防犯機能付き電話機の購入から設置までを支援する取り組みを進めています。

 9日昼すぎ、吹田署員は過去に詐欺と思われる電話がかかってきた70代の女性宅を訪問。

 家電量販店へ付き添い、通話の録音を事前に相手へ通告する機能などがついた電話機を選び、署員らが自宅に設置しました。

「登録されていない携帯電話からです」

 吹田市はこうした詐欺防止機能がつく電話機の購入費用を最大1万円補助しており、去年10月から市と警察の職員が電話機の買い換えに同行しています。

 対象は市内に住む65歳以上の高齢者で、3月末まで先着で約300世帯分を受け付けています。

 警察によりますと、吹田署管内では去年1年間で特殊詐欺被害が130件と大阪府内で特に多く発生していて、被害総額は1億2000万円にのぼっているということです。

最終更新:02/09 21:45

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