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目撃から1ヵ月 大阪湾の迷いクジラ 餌も食べられず衰弱続いているか

02/12 10:16 配信

 大阪湾に迷い込んだマッコウクジラのオスが目撃されてから、12日で1ヵ月がたちました。今も湾内にとどまり、衰弱してきているとみられます。

 クジラは1月12日、神戸市の六甲アイランド周辺で目撃された後、大阪府近くに移動しました。

 丸1ヵ月たった2月12日も、堺泉北港内の入り組んだ場所にとどまっているのが目撃されています。

 クジラの体長は推定12メートル、重さは20トン程度とみられます。

 大阪港湾局などによりますと、迷い込んでいる場所の水深は5~15mと浅く、餌になるような生物は生息していないということで、少なくとも1ヵ月間は十分に食べていないとみられます。

 大阪府などはクジラが衰弱しつつあると見ていて、今後、死んだ時のことを想定し、処理方法の検討を進めています。

最終更新:02/12 14:50

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