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「仮面ライダー」「クレヨンしんちゃん」に「ポケモン」 春節休みの外国人狙う百貨店の「アニメ戦略」 大丸梅田店
02/12 18:15 配信
中国などでは、10日から旧暦の正月にあたる「春節」の大型連休が始まり、関西にも多くの観光客が訪れています。
こうした中、大阪の大丸梅田店に9日、「仮面ライダー」のグッズショップがオープンしました。
(古川昌希アナウンサー)「一番人気の商品は、トレーディングカードだそうです」
グッズを買うにはまず、大丸の開店前から配られる「入店整理券」を手にする必要がありますが、午後の早い時間でなくなった日もあるそうです。
日本生まれのキャラクターは海外での評価も高く、今回の「仮面ライダーストア」は「春節」にタイミングを合わせてオープン。外国人ウケしそうな”日本ぽい”商品も販売しています。
(台湾からの観光客)「キーホルダー」「箸」
台湾から来た2人は、SNSでこのお店を知ったらしく、合わせて3000円分のグッズを購入したということです。
大丸梅田店は他の百貨店との差別化を図るため、こうした「キャラクターショップ」に力を入れていています。
「仮面ライダーストア」の斜め向かいには、「クレヨンしんちゃんシネマパレードツアー」が同じく9日、オープンしました。
歴代の映画30作品にまつわるアイテムを販売していて、12日も、中国からの観光客らでにぎわっていました。
また、13階には「ポケモンセンター」「ニンテンドーオオサカ」「ONE PIECE 麦わらストア」などが集まり、SNSなどでは”神フロア”と呼ばれています。
大丸梅田店は、1月から免税カウンターを5台から7台に増設しました。春節期間中の売り上げについて、「コロナ前の水準を超えたい」としています。
最終更新:02/12 18:15