関西ニュースKANSAI

　ダイハツ工業は会見を開き、車両認証試験での不正を受けて、奥平社長が退任すると発表しました。

　ダイハツ工業は１３日、東京都内でトヨタ自動車と共同で会見を開き、車両認証試験をめぐる不正問題を受けて、奥平総一郎社長が退任する人事を発表しました。

　新しい社長は、トヨタ自動車の中南米本部の本部長などをつとめる井上雅宏氏になります。（同志社大学・経済学部卒業）

　また、トヨタ自動車・レクサスインターナショナルの桑田正規氏が副社長に、トヨタ自動車・カスタマーファースト推進本部の柳景子氏が非常勤の取締役に新たに就任します。

　同時に松林淳会長の退任も発表されました。松林会長の退任後、会長職は廃止されます。

新体制は３月１日からとなっています。

　ダイハツをめぐっては去年、車両認証試験での大規模な不正が発覚し、国内全ての工場の稼働を停止。

　１２日に京都工場で一部車種の生産が再開されたばかりです。