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「被害者の絶望は想像を絶する」 堺・女子大学生殺害で被告に懲役20年の判決 逃げた元交際相手を追いかけ何度も刺し殺害

02/13 18:58 配信

 元交際相手の女性を殺害した罪に問われた大阪府貝塚市の男に、検察の求刑通り懲役20年の判決が言い渡されました。

 大阪府貝塚市の無職・山本巧次郎被告(24)はおととし、堺市西区で元交際相手の大田夏瑚さん(当時20歳)を包丁で複数回刺し、ベランダから逃げた大田さんをさらに何度も刺し殺害したとされています。

 これまでの裁判で被告側は「突発性の精神疾患で責任能力がなかった」と無罪を主張し、検察側は「被告に責任能力はあった」として懲役20年を求刑していました。

 13日の判決で大阪地裁堺支部は、被告の完全責任能力を認定し「最後まで助けを求めながら殺害された被害者の絶望は想像を絶する。動機も身勝手で同情の余地は無い」などとして、求刑通り懲役20年を言い渡しました。

最終更新:02/13 18:58

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