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市職員のパワハラ相談に「怒らない言い方を身につけて」 大阪・大東市が不適切対応など認め謝罪

02/13 19:08 配信

 大阪府大東市は、女性職員が上司から「パワハラ」を受け、市の対応も不適切だったとして、女性職員に謝罪しました。

 代理人弁護士によりますと、大阪府大東市の女性職員(50代)は2019年4月から約1年間、当時の所属長らから大声で怒鳴りつけられたり、かげで悪口を言われたりしていました。

 (当時の所属長の音声)「あんた私らの倍以上の給料もろてんのに何いうてんねん。嫌やったら辞めてまいーな」

 女性は他の上司らに相談しましたが「所属長が怒らない言い方を身につけておかないと」「極端な人格を否定するハラスメントがない限り、割り切らないと仕方ない」などと言われたとということです。

 (女性の代理人・三橋和史弁護士)「今回は(市側が)被害職員側に問題があるのではないかという発言を、繰り返し申し向け続けてしまったことろに大きな問題がある」

 市は、ハラスメント行為やその後の不適切な対応を認め、直接女性に謝罪しました。

最終更新:02/13 21:32

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