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ノロウイルス集団感染で園児ら115人が下痢や嘔吐 和歌山県有田川町・紀美野町の保育所とこども園 全員が快方に向かう

02/15 16:57 配信

 和歌山県内の保育所とこども園でノロウイルスによる集団感染が起き、園児らあわせて115人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。

 和歌山県によりますと有田川町立藤並保育所から9日、「複数の職員や園児に嘔吐や下痢の症状がある」と保健所に連絡がありました。

 保健所が調べたところ1月24日から2月14日までに、在籍している園児の約3割に当たる73人(0~6歳)のほか、職員8人が相次いで症状を訴えていたことがわかりました。

 また紀美野町の「きみのこども園」でも、1月22日から2月14日までに園児28人(1~6歳)、職員6人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。

 症状があった園児らの便を検査したところノロウイルスが検出され、県は2つの園でノロウイルスによる集団感染が起きたと判断しました。

 入院した人はおらず、全員が快方に向かっているということです。

 県は、園内で感染者の便や吐しゃ物に触れたことで感染が拡大したとみていて、トイレの消毒や手洗いなど感染対策の徹底を指導しています。

最終更新:02/15 19:47

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