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【大阪でタワマン戦争】百貨店とタッグでデパ地下グルメの宅配など あの手この手で消費者にアピール

02/21 18:56 配信

 大阪の中心部で新たな建設が相次ぐタワーマンション。それだけに、売る側も選ばれるために、立地や部屋だけではない付加価値をあの手この手で考えています。  

 地上43階・総戸数約300戸を誇るブランズタワー大阪本町。最高販売額が3億円を超える超高級マンションですが1月、完売!

 その人気の理由は、駅チカという利便性の他にも、日本初のあるサービスに秘密が。

(記者リポート)「こちらの宅配ボックス、実は冷凍・冷蔵機能がついています。これなら、届いた食べ物をすぐに受け取れなくても安心です」

 一体、どこから食品が届くのかというと・・・なんと、百貨店の大丸心斎橋店。

 実はこのマンション、大丸を運営する大丸松坂屋百貨店とタッグを組み、注文や店舗で購入したデパ地下グルメなどを届けてくれるんです。

 ちなみに冷凍・冷蔵の宅配ボックスも国内初。

 タワーマンションの建設ラッシュの中、様々なサービスで付加価値を提供するその狙いは。

(担当者)「ハード面だけでお客さまに評価いただくことになってくると、私たちはもう一段上を目指していたので、ソフトのサービスを加えたいと。じゃあ、お客様にどういうサービスを提供したら喜んでくれるかなというところを考えて、日本で初めてのソフト面のサービスを開発しました。いい場所にいい商品を作っていって、大阪を元気にしたいなと」

 現在、大阪府内にタワーマンション(20階以上)は240棟前後あるということで、今後売れ行きはさらに伸びる可能性があるといいます。

 不動産関係者によると「平均価格は10年前よりも上がっていて、今後は万博などもあり、投資目的で購入する人もいるのでは」ということでした。

最終更新:02/21 18:56

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