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「女性の下着に興味」警部補が電車内で盗撮 女子高校生を車に誘い込みわいせつ行為の巡査長も 大阪府警で去年1年間に警察官19人が懲戒処分

02/22 19:39 配信

 去年1年間で、大阪府警の警察官19人が懲戒処分を受けていたことが、ABCテレビの情報公開請求などで分かりました。

 公開された文書などによりますと、大阪府警では去年、盗撮や未成年にわいせつな行為をしたなどとして、あわせて警察官19人が懲戒処分となりました。

 警察によりますとこのうち、減給処分となった東淀川警察署の男性警部補(当時45歳)は2023年1月、電車内で女性のスカートにスマホを差し向け、盗撮したなどとして府迷惑防止条例違反容疑で書類送検されました。男性警部補は「女性の下着に興味があった」と説明しているということです。

 また第二機動隊の男性巡査長(当時27歳)は2022年7月、歩いていた面識のない女子高校生に「車の中でアンケートに答えてくれたらお金をあげる」と話し、車内でひわいな質問をした上でわいせつな行為をした、府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検されました。男性巡査長は「女の子と話したくて車に誘った」と説明しているということです。

 いずれも略式命令を受け、依願退職しています。

 ほかにも男性巡査部長(当時57歳)は2022年8月、新型コロナに感染したと虚偽の申告をし、上司が自宅を訪問すると捜査資料などを自宅に保管していることが発覚しました。巡査部長はその後、依願退職しました。

 去年1年間であわせて231人が訓戒や注意処分を受けたということです。

 処分の内訳については、ハラスメント行為が増加傾向にあり、処分件数は過去10年間で2番目の多さだということです。

最終更新:02/22 19:39

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