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犠牲者を36羽の鳥で表現 京アニ放火殺人事件の追悼碑 京都・宇治川沿いの公園に設置へ

03/01 12:35 配信

 京都アニメーション放火殺人事件の遺族らが求めてきた追悼碑が、宇治市内の公園にできることが決まりました。

 京アニの社員や事件の遺族らでつくる「志を繋ぐ会」は2月、犠牲になった社員を表現した36羽の鳥をあしらう追悼碑の設置を市に要望していました。

 宇治市の松村淳子市長は宇治川沿いにある「お茶と宇治のまち歴史公園」内に事件から丸5年となる7月18日までに追悼碑を設置する意向だと京アニの八田社長に伝えました。

(八田英明社長)「この人たち(犠牲者)の願いはなんだったのだろうか。クリエイターたちがこの宇治市にいたという願いというのはとても大事なことだと思いますので、そういう場があることはとてもありがたいと思います」

 京アニが事業所の再建を目指す事件現場の跡地にも、非公開の慰霊碑ができる予定です。

最終更新:03/01 12:35

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