関西ニュースKANSAI

　来年の大阪・関西万博で、来場客の移動手段としての活用を目指す「自動運転バス」の実証実験が公開されました。

　午後１時から始まった実証実験は、運転手が乗車しつつ、一切操作しない完全自動運転で実施されました。

　バスに搭載されたセンサーが、道路に描かれた特殊ペイントや磁気マーカーなどの目印に反応し、正しく走行できるかなどの検証が目的です。

（京阪バスＩＣＴ推進部・大久保園明課長）「当然、安全を第一にしたいと思っています。お客様にワクワクする、まさに未来社会を経験していただきたい」

　３日実験した２台は、大阪・関西万博の開催期間中、新大阪駅や大阪駅から万博会場までのシャトルバスとして、一部の区間を自動運転で運行する予定です。