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朝早く学校で「開門待ち」する子どもも・・・大阪・豊中市が「小1の壁」解消へ 開門時間を朝7時に繰り上げ見守り

03/04 17:56 配信

 大阪府豊中市がいわゆる「小1の壁」の解消に向け、小学校を朝7時から開ける取り組みを始めることにしました。

 小学校進学を機に子どもの預け先が見つからず、親が退職や勤務時間の短縮を余儀なくされることは「小1の壁」と言われています。

 親の出勤時間が早い家庭では、朝の預け先がなく、午前8時ごろの登校時間前から子どもが開門待ちをするなど、各地で課題となっています。

 こうした状況を受け、豊中市は4月から全40校の市立小学校の開門時間を朝7時に繰り上げ、登校時間になるまで、体育館などでの見守りを始めることにしました。

 市は、各校に民間の見守り員を2人ずつ配置する予定で、家庭の事情に応じて誰でも利用できるということです。

 豊中市によりますと、こうした取り組みは関西では初めてとみられます。

最終更新:03/04 17:56

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