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適切な治療受けられず入院患者が相次ぎ死亡 神戸徳洲会病院が「改善計画書」提出
03/05 12:34 配信
神戸徳洲会病院で、糖尿病患者が適切な治療を受けられずに死亡したことなどを受け、病院側は「改善計画書」を市に提出しました。
神戸徳洲会病院では去年9月、主治医が糖尿病を見落とし70代の男性が死亡したほか、1月には投与する薬剤が準備されず、入院中だった91歳の男性が死亡しました。
この病院はカテーテル処置のあとに11人の患者が死亡した問題で去年8月、市の保健所から行政指導を受けています。
市は2月、「繰り返し安全管理体制に不備を発生させた」として、病院に改善命令を出しました。
病院側は保健所の聞き取りに、指摘された事案を認め、改善策などを具体的に記した「改善計画書」を3月5日朝、市に提出しました。
市は、今後も定期的に病院への立ち入り調査を実施するとしています。
最終更新:03/05 12:34