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【速報】参加者に「新感覚のおもてなし」と説明 自民党・県連懇親会で“過激ダンスショー” 企画した和歌山県議は離党届提出

03/11 14:52 配信

 去年11月、自民党青年局の近畿ブロック会議後に開かれた懇親会に、露出の多い衣装を着た女性ダンサーらが招かれていたことめぐり、企画に関わった和歌山県の川畑哲哉県議が懇親会参加者に対し、「新感覚のおもてなし」と説明していたことがわかりました。

 川畑県議によりますと、近畿ブロック会議は毎年持ち回りで開いていて、去年は和歌山県連が主催していました。

 懇親会は2時間ほどで、30~40人が参加したということです。

 川畑県議は会場で参加者が、水着のような衣装を着たダンサーに、紙幣を口移しで渡したことを認めています。

 費用は参加者から会費を集めたほか、党県連からも支払ったということです。

 懇親会に参加していた近畿のある地方議員には、会のあと川畑県議から「こんな過激な内容になるとはすみません」謝罪の電話があったということです。

 別の議員は懇親会の前に川畑県議が「新感覚のおもてなし」と話していたと明かし、「お金自体に色はないけど、和歌山県連のお金には政党助成金がはいっている。完全なるプライベートな会ではないのであれば、事前チェックして、懇親会までに内容を把握して止めるべきだった」と話しました。

 川畑県議は取材に対し、懇親会の会場にダンサーを呼んだ理由について、「多様性」をテーマに、和歌山にゆかりがあるかや問題提起としてインパクトがあるかなどを考慮したと説明していましたが、11日、離党届を提出しています。

最終更新:03/11 15:37

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