関西ニュースKANSAI

「環境整備点検が厳しく除草剤使った」ビッグモーター元店長を器物損壊容疑で書類送検 神戸北店前の街路樹14本枯れる

03/18 17:47 配信

 中古車販売大手ビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れるなどした問題で、兵庫県警はケヤキに除草剤を散布し枯れさせたとして、神戸北店の元店長を書類送検しました。

 ビッグモーター神戸北店の元店長の男性(40代)は2021年、店舗前の植え込みに除草剤をまき、街路樹のケヤキ14本を枯れさせた疑いが持たれています。

 神戸市が去年9月に被害届を出し、警察は15日、元店長を器物損壊の疑いで書類送検しました。

 捜査関係者によりますと、元店長はこれまでの任意聴取に対し、「雑草を枯らす意図だった」「(ビッグモーター)本部から店舗への『環境整備点検』が厳しく、雑草が生えていると減点対象になるため、除草剤を使った」と説明したということです。

 また警察は、兵庫県から被害届が出ていた伊丹北店について18日、容疑者不詳のまま書類送検しました。

 いずれの店舗でも、ビッグモーターが費用を負担し、街路樹は元通りになっているということです。

最終更新:03/18 17:51

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる