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女子大生タリウム殺害事件などで起訴の38歳男 叔母に無断で不動産の登記名義を変更した罪で追起訴 叔母は意思疎通出来ない状態だったか

03/21 18:28 配信

 タリウムを使って知人の女子大学生を殺害し、叔母を殺害しようとした罪などに問われている宮本一希被告(38)について大阪地検は21日、叔母の不動産登記を2020年に無断で自分名義に変更したとして、電磁的公正証書原本不実記録などの罪で追起訴しました。

 宮本被告は、この登記変更の約3ヵ月前に叔母にタリウムを摂取させ殺害しようとしたとされ、叔母は被告が名義変更した時点で意思疎通が取れない状態だったとみられます。

 また、宮本被告に名義変更の方法を指南したとして、2月に書類送検された不動産会社経営の男性(54)は不起訴となりました。

 宮本被告はすでに、知人の女子大学生(当時21歳)を殺害した罪や、新型コロナ対策の助成金をだまし取った罪などで起訴されていて、大阪府警は2月に一連の捜査を終えています。

最終更新:03/21 18:28

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