関西ニュースKANSAI

　京都大学の卒業式が開かれ、４年前に新型コロナの影響で入学式が中止となったおよそ２８００人が巣立ちました。

　（医学部卒業生）「４月から研修医として働きます。患者に寄り添える医師になりたい」

　（工学部卒業生）「新型コロナから始まって、困難を自分たちなりに乗り越えた４年間だったと思う」

　京都大学では約２８００人が卒業の日を迎え、各学部の代表が「学位記」を受け取りました。

　ことしの卒業生の多くは、コロナ禍の２０２０年、緊急事態宣言で入学式が中止となり、授業の多くがリモートになるなど、制限が多い学生生活を送ってきました。

　湊総長は「健全な批判精神と、他者への繊細な共感を備えて、力強く羽ばたいてほしい」と激励の言葉を贈りました。