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“紅麹サプリ”使用者1人が腎疾患で死亡 約3年にわたり継続して購入 小林製薬「因果関係を確認中」

03/26 15:00 配信

 小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリを摂取した人に健康被害が確認された問題で、小林製薬は、生前にサプリを使っていた人が死亡したことを把握した、と発表しました。「製品と死亡との因果関係が疑われる」としています。

 小林製薬によりますと、紅麹成分入りのサプリ「紅麹コレステヘルプ」を使っていた人が腎疾患で死亡した、と遺族から連絡が入ったということです。

 この人は、通信販売で2021年4月から先月まで約3年にわたって、継続的に「紅麹コレステヘルプ」を購入していたといいます。

 小林製薬は「死亡との因果関係が疑われる事象」としてホームページで公表し、「事実及び因果関係を鋭意確認中」としています。

 また、小林製薬はきょう26日、紅麹成分を含んだサプリを摂取して健康被害を訴え、入院したと確認された人が、76人いることを明らかにしました。

 小林製薬から紅麹原料の供給を受けた食品メーカーなどに、商品の自主回収の動きが広がっています。

最終更新:03/26 15:00

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