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大阪の公示地価 「駅チカ」エリアで上昇幅拡大 新駅開業”箕面船場”の住宅地は8%超上昇

03/26 16:50 配信

 国土交通省が26日、土地取引の目安となる公示地価を公表しました。
 大阪府の住宅地は3年連続で上昇し、特に「駅チカ」など利便性の高いエリアで、上昇幅が拡大しています。

 公示地価のうち、大阪府内の住宅地の平均変動率はプラス1・6%となり、最も地価が高いのは、大阪市福島区福島のマンションが建ち並ぶ地点で、1平方メートルあたり125万円でした。

 府によりますと「駅チカ」のマンション用地で需要の高まりが顕著だといいます。

 また、プラス8・7%で上昇率1位となった箕面市船場西の住宅地は、23日に開業した北大阪急行電鉄の新駅「箕面船場阪大前駅」の周辺エリアです。

 一方、千早赤阪村などの南河内地域や、岬町などの泉州地域では地価が下落している住宅地もあります。

 また、府内の商業地の平均変動率は、去年と比べてプラス6・0%となり、2年連続で上昇しました。

 インバウンド需要が回復したことなどで、大阪市中央区の道頓堀周辺の地点は、去年と比べ25%以上、上昇しています。

 商業地の最高価格は、開発が進む「うめきた」エリアにほど近い、大阪市北区大深町の「グランフロント大阪南館」の地点で、1平方メートルあたり2360万円でした。

最終更新:03/26 19:55

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