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「職員の経験少なく手探り 虐待に適切な対応できず」奈良・橿原市4歳女児死亡で検証チームが調査報告 女児の“表情こわばる”も交際相手から聞き取りせず

03/28 19:13 配信

 奈良県橿原市で4歳の女の子に暴行を加え死亡させたとして、母親の交際相手が逮捕・起訴された事件で、検証結果の報告書がまとまりました。

 去年6月、奈良県橿原市で当時4歳だった田川星華さんが死亡し、母親の交際相手が逮捕・起訴されている事件で、検証チームが奈良県知事らに検証結果を報告しました。

 星華さんは亡くなる1ヵ月前、左目が充血していたことがあり、職員の聞き取りに母親は「交際相手は手を挙げていない」と説明する一方、星華さんは交際相手のことを聞いて表情がこわばるなどしていたのに、職員は交際相手から事情を聞いていなかったといいます。

 (検証チーム座長・西田尚造弁護士)「経験の少ない方が手探りでやっておられる」「虐待に対する適切な対応ができていなかった」

 検証チームは市に、専門的に虐待対応にあたる職員の採用を検討すべきなどと提言しています。

最終更新:03/28 19:13

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