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「金魚電話ボックス」著作権侵害訴訟 奈良地裁が美術作家の訴え棄却

07/11 12:28

奈良県大和郡山市の商店街が設置した「金魚が泳ぐ電話ボックス」をめぐり「著作権が侵害された」と、福島県の美術作家が賠償を求めていた裁判で、奈良地裁は訴えを退けました。

福島県の美術作家・山本伸樹さん(63)は、20年ほど前から、水槽に見立てた電話ボックスに金魚を泳がせる作品を制作してきました。一方、金魚の産地で知られる大和郡山市の商店街は、5年前、電話ボックスに金魚を泳がせたオブジェを設置。山本さんは、これが自分の作品に酷似し、著作権侵害にあたるとして商店街側に330万円の損害賠償などを求めていました。判決で、奈良地裁は「電話ボックスに金魚を入れる」というのは単なるアイデアにすぎず、著作権保護の対象にはあたらないとして訴えを退けました。山本さんは、会見で「がっかりしたというか、クエスチョンマークが、いっぱい頭の中に充満した」と話しました。商店街側は去年4月、オブジェをすでに撤去していますが、山本さんは控訴する方針です。

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