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小林製薬 “紅麹”使った製品から毒性の強い「プベルル酸」検出 腎臓への影響は不明 滋賀や兵庫でも健康被害確認

03/29 18:52 配信

 小林製薬の紅麹を使ったサプリをめぐる問題で、製品から毒性が強い物質が検出されたことがわかりました。この問題では、関西でも健康被害の報告が出ています。

 小林製薬は健康被害の報告がある「紅麹」を使った製品から、毒性が強い「プベルル酸」という物質を検出したと厚生労働省に報告しました。

 厚労省によりますと「プベルル酸」は青カビから生成される物質で、毒性が非常に強いということですが現時点で腎臓への影響などは明らかになっていません。

 また、滋賀県は29日までに小林製薬の紅麹を使ったサプリメントを摂取した4人の健康被害が確認されたと発表しました。

 県によりますと、4人はいずれも滋賀県内在住で、倦怠感や腎臓機能の低下などの症状がみられるということです。

 一方、兵庫県に住む女性も「紅麹コレステヘルプ」を摂取し、頭痛やだるさの症状を訴えていることが県への取材で分かりました。

最終更新:03/29 18:52

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