関西ニュースKANSAI

　小林製薬の紅麹を原料としたサプリをめぐる問題で、小林製薬は「ナイシヘルプ＋コレステロール」でも健康被害が出ている可能性があるとして、調査を始めることを明らかにしました。

　これまでに小林製薬に健康被害を訴えていたのは「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人でしたが、日本腎臓学会によりますと、腎障害がある患者の１人が「ナイシヘルプ＋コレステロール」を摂取していたということです。

　これを受け、小林製薬は患者や医師から聞き取りをし、製品に問題がなかったか調査を始めることがわかりました。

　小林製薬によりますと「ナイシヘルプ＋コレステロール」にも紅麹原料が使われているものの、毒性が強い「プベルル酸」が検出されたものとは違うと説明しています。

　このサプリは自主回収の対象とされた商品の一つで、これまでに約４０袋出荷されたといいます。