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岸田総理襲撃事件からまもなく1年 「警護の不断の見直しを」和歌山県警本部長が離任会見

04/03 21:32 配信

 和歌山県警察本部の山﨑洋平本部長(48)は4日付けで離任するのを前に記者会見をし、去年4月に起きた岸田総理の襲撃事件にふれ「情勢の変化を踏まえ警護の不断の見直しに努め、万全を期してほしい」と話しました。

 警察庁で警護室長を務めた経験もある山﨑氏は、おととし8月に和歌山県警本部長に就任し、去年4月に和歌山市の選挙演説会場で岸田総理に向けて爆発物が投げ込まれた事件では指揮を執りました。

 3日の記者会見では「おととしには奈良で安倍元総理が銃撃される重大な事案があり、警備体制の強化をしていた。警護の実施に万全を期したつもりではあったが、それでも事件は発生してしまった」と振り返り、「私の離任後も引き続き情勢の変化等を踏まえて、警護の不断の見直しに努めて、万全を期してほしい」と話しました。

 山﨑本部長は4日付けで内閣官房内閣参事官に就任し、後任には警察庁サイバー警察局の野本靖之氏(55)が着任します。

最終更新:04/04 12:38

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