関西ニュースKANSAI

　来年の大阪・関西万博では、当初、食品の持ち込みを原則禁止とする方向でしたが、一転、持ち込み可能とすることがわかりました。

　万博会場への食品の持ち込みは、セキュリティーの強化や食中毒を防ぐことを理由に、原則として禁止する方向でしたが、会場内の飲食店での混雑が懸念されていました。

　万博協会は５日、一転して持ち込みを認めると明らかにしました。

　保冷バッグ入りの食品なども、かばんから出さずにセキュリティー検査をできることが確認されたとしています。

　当初、手づくりの弁当は持ち込み可能とする案もありましたが、事前に購入したものと調理して持ってきたものの判別が難しいため、全面的に持ち込みを認めるということです。

　持ち込んだ食品については、温度管理への注意や早めに食べることを呼びかけるということです。

　ペットボトルのお茶や水筒なども持ち込み可能ですが、カンやビンに入った飲料やアルコールは禁止となっています。