関西ニュースKANSAI

　元ＴＢＳアナウンサーの久保田智子さんが８日、兵庫県姫路市の教育長に就任して初めての会見を開き、「子ども中心の学校づくりを進める」と抱負を語りました。

　広島県出身の久保田さんは現在のＴＢＳテレビにアナウンサーとして２０００年に入社し、報道局での勤務を経て３月いっぱいで退社。

　２０１９年から去年までは、姫路市の女子校で外部講師を務め、母親としての目線や報道の経験に注目した清元市長が教育長の就任を打診しました。

　８日、教育長として初めての会見に臨んだ久保田さんは、子どもが中心になる学校作りを進めたいと抱負を語りました。

（久保田智子教育長）「（子どもたち）みんなの能力が最大限活かされるような環境を作るのが自分には責任があるんだなと」「子どもの意見をどういうふうに尊重するのか、子どもが主語になっている学校づくりになっているかなっていうのを大切にしていきたい」

　久保田さんは、不登校対策や教員の働き方改革にも取り組んでいきたいとしています。