関西ニュースKANSAI

　１７日未明に徳島港に着いたフェリーの乗客が、出港した時から１人減っていたことがわかりました。徳島海上保安部は、海に落ちた可能性もあるとみて捜索にあたっています。

　１７日午前０時４０分、南海フェリー「あい」の船長から「船から下りた人を確認したら乗船時より１人少なく、海中に転落した可能性がある」と徳島海上保安部に通報がありました。

　フェリーは１６日午後１０時前に和歌山港を出たあと、１７日午前０時すぎに徳島港に到着しました。

　南海フェリーによりますと、乗船時の乗客は１４人でしたが、下船時は１３人しかいなかったということです。

　防犯カメラの映像から、行方が分からなくなっているのは５０代くらいの男性で、青っぽいブルゾンに白いズボン姿だったということです。

　徳島海上保安部は、男性が和歌山港に到着するまでの間に海に転落した可能性もあるとみて、巡視船２隻とヘリコプター１機を出し、フェリーの航路を中心に捜索しています。