関西ニュースKANSAI

　１７日夜に発生した地震で、高知県宿毛市では震度６弱を観測し、住宅や道路への被害情報が相次ぎました。

　宿毛市の中心部では、国道の近くにある２～３ｍほどの橋が真ん中から崩れてしまっています。
　住人が生活しやすいよう設置されたもので、すぐ近くにも同じような橋があるため、孤立状態にはなっていないということです。

　市内では街灯が倒れたり、住宅の屋根瓦が落ちたりする被害があったほか、市内の飲食店ではガラスが散乱するなどして、店主が片付けに追われていました。

　（飲食店の店主）「午前中の仕込みもあるし夜も宴会が入っていた。料理やグラスに破片とかが入ったらいけないし、みんなでやるしかない」

　今回の地震について気象庁は、「南海トラフ地震」につながるとの見方を否定しましたが、今後１週間ほど最大震度６弱程度の地震に注意を呼びかけています。