関西ニュースKANSAI

　東大阪市内のマンションの一室で、２人の遺体が見つかりました。住人の６０～７０代の夫婦とみられ、１人は一部骨が見えている状態でした。

　２１日午後１時ごろ、東大阪市鴻池町にあるマンションの管理組合の男性から、「住人と連絡がとれない」と警察に通報がありました。

　住人の部屋の玄関は施錠されていて、消防がベランダの窓から侵入したところ、女性の遺体と年齢性別とも不明の遺体を見つけました。

　女性は台所の床で全裸の状態でうつぶせに倒れていて、死後２週間ほどたっているとみられるということです。

　もう１人の遺体は、リビングの床でパジャマ姿の上に頭から足の先まで毛布をかけられていて、一部は白骨化していました。

　遺体に外傷はなく、第三者が侵入した形跡もなかったということです。

　この部屋には７０代の夫と６０代の妻が２人で暮らしていたということで、警察は遺体を司法解剖して身元の確認を進めるとともに、死亡した経緯を調べる方針です。