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葬儀場で20代女性が心肺停止 職員らの「救命リレー」で一命とりとめる 大阪・堺市

05/08 15:47 配信

 堺市の葬儀場で急に倒れて心肺停止状態に陥った20代女性が、職員らによる「救命リレー」で一命をとりとめました。

 市によりますと堺市立斎場で3月、斎場の関係者の20代女性がめまいを訴えた後に倒れ、心肺停止状態となりました。

 居合わせた医療従事者の指示で、斎場の職員ら周りの人たちが手分けをしてAED(自動体外式除細動器)の手配や、救急車の要請などをしました。

 斎場内に設置されているAEDが到着し、電気ショックを与えて心臓マッサージなどをしていたところ、女性は息を吹き返したということです。

 女性はその後、後遺症もなく退院しました。

 堺市ではAEDを貸してくれる事業所などを「まちかどAED」として登録していて、119番通報時には付近の場所を教えてもらえるということです。

最終更新:05/08 15:47

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