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職人が手作業で火薬詰め 夏祭りシーズン前に打ち上げ花火作りピーク 紙を何重にも巻いて爆発力増す工夫も 徳島・小松島市

05/09 12:40 配信

 夏祭りのシーズンを前に、徳島県小松島市の花火工場で打ち上げ花火作りが進んでいます。

 花火の製造が盛んな小松島市の花火工場は、夏祭りを控えた毎年4月から5月のこの時期に、打ち上げ花火作りのピークを迎えます。
 作業場では、鮮やかな色を出すための「星」と呼ばれる火薬や花火の爆発に必要な「割薬」という火薬を段ボールの「おわん」に詰める工程を、職人が手作業で進めていきます。

 火薬を詰めた後は、爆発力を増すために花火にクラフト紙をしっかり何重にも巻いて、天日干しします。
 こうした作業を数回繰り返して、打ち上げ花火が完成します。

 去年までは新型コロナウイルスの影響で、打ち上げ花火の製造量が減っていましたが、今年はコロナ禍の前と同様に、およそ5万発を作るということです。

最終更新:05/09 12:40

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