関西ニュースKANSAI

　和歌山県北山村では、急流を豪快に下る名物の観光いかだ下りがにぎわいを見せています。

　北山村ではかつて、切り出した木をいかだに組んで北山川を流し、下流の新宮市まで運んでいました。

　道路網の整備とともに川を使った木材の輸送は姿を消しましたが、村は観光客を呼び込もうと、観光いかだ下りを４５年前に始めました。

　杉の丸太８本を結び、ベテランいかだ師の巧みな操作で急流を進みます。

　乗客は手すりをつかみ、水しぶきを浴びながら歓声をあげていました。

（乗客）
「なかなか迫力があって面白かったです。初めて乗ったのですが、すごく良かったです」
「思ったよりも結構水がかかって、自然の中ですごく楽しめました」

　北山川のいかだ下りは、９月末まで楽しめます。