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【速報】兵庫県議の文書提供疑惑 県議は聞き取りに「記憶があいまい」「深い意図はない」 維新が処分の有無含め近く公表か

02/18 13:32 配信

 日本維新の会の兵庫県議が「兵庫県知事失職の黒幕は竹内県議」などと書かれた文書を、NHKから国民を守る党の立花孝志党首に提供したとされる疑惑について、16日に実施された維新の聞き取りに対し県議が「記憶があいまい」などと答えていることがわかりました。

 N国党の立花党首は去年11月の兵庫県知事選挙期間中に、日本維新の会の岸口県議から「兵庫県知事失職の黒幕は竹内県議」などと書かれた文書を手渡されたと、自身のSNSなどで発言しています。

 竹内県議は斎藤知事への告発文書を調査する百条委員会の元メンバーで、知事選をめぐるネット上の誹謗中傷などを理由に県議を辞職し、先月、死亡しました。自殺と見られています。

 立花党首の発信を受け、吉村洋文・日本維新の会代表は10日、「事実関係の確認をするように(党幹事長に)指示を出した」と話していました。

 維新幹部によりますと、16日に岸口県議に聞き取り調査をしたところ岸口県議は、自分が物理的に手渡したとは言わず、「記憶があいまいなところがある」と話したといいます。

 また、立花氏に会った理由について「深い意図はなかった」と答えたということです。

 今後、維新兵庫県連と協議して近く処分の有無を含め、公表する方針で調整しているということです。

最終更新:02/18 13:32

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