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京都・龍谷大平安の原田監督が部員2人に体罰 学校が退職届け受理 1人は全治1か月
03/05 18:32 配信

高校野球の強豪校、京都の龍谷大平安高校で野球部の監督が部員を暴行したとされる問題で、学校は5日、部員2人への体罰を確認し、原田監督の退職届けを受理したと発表しました。
学校の発表によりますと、野球部の原田英彦監督(64)は先月、学校内の寮で課題ノートを提出しなかった部員2人に対し、頭や肩などを複数回叩く体罰を加えたということです。
部員が翌日に学校を休んだことで発覚し、原田監督が学校の聞き取りに対し体罰を認めました。
部員のうち1人は頭などに全治1カ月のけがをしました。
原田監督は学校の指示で自宅待機をしていましたが、その後退職届を提出し、今月2日付で監督と学校職員を退職しました。
学校の聞き取りに対し原田監督は「この部員をなんとかしてやりたいという思いが強くて体罰に至ってしまった」、「大変申し訳ないことをした」という内容の話をしているということです。
学校は、部員全体への聞き取りを進めて、他にも体罰がなかったか調べています。
最終更新:03/05 18:32