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後白河法皇が直筆した説も 鎌倉時代の経典が国宝へ 大阪市立美術館

03/24 19:08 配信

 大阪市立美術館が所蔵する鎌倉時代の経典「物語下絵料紙金光明経巻第二」が国宝に指定されます。

 国家の安寧を願う経文の下をよく見ると、十二単を着た貴族の女性が描かれています。

 これは後白河法皇が制作に関与していた絵巻の下絵に写経したもので、1192年に亡くなった法皇の供養のために書かれました。

 全4巻のうち2巻はすでに国宝に指定されていて、絵巻の下絵については、「後白河法皇本人が描いた」とされる説や「源氏物語の一場面を描いた」いう説があるということです。

 経典は25日から30日まで公開されるほか、来月26日からの「国宝展」でも展示される予定です。

最終更新:03/24 19:08

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