関西ニュースKANSAI

　２５日、奈良県議会の本会議で、今年１０月に行われる韓国との交流イベントの開催費用を含む新年度の一般会計予算案が可決されました。

　Ｋ－ＰＯＰアーティストのライブも含まれるイベントの費用は、当初の２億７０００万円から２９００万円に大幅に削減されたものの、１８日の予算審査特別委員会で一部の議員が「目的の一貫性が見いだしにくい」などと反対に回り、否決されていました。

　２５日の本会議では修正案が提出されましたが否決され、イベントの開催費用を２９００万円とする当初予算案で可決しました。

　本会議終了後、山下真知事は「予定通りイベントを開催できることになり、イベントを楽しみにしていた県民の皆さん、（韓国）忠清南道の関係者の期待にこたえられて良かった」と話しました。