関西ニュースKANSAI
約5万羽の折り鶴が彩る 万博内の団体休憩所が完成
03/28 19:17 配信
大阪・関西万博の会場に約5万羽の折り鶴が飾られた団体休憩所が登場しました。
万博会場の中には、300人以上を収容できる団体休憩所が全部で5カ所あります。中でも大屋根リングの内側にある休憩所に約5万羽の折り鶴が飾られています。
折り鶴は「認知症になっても輝けるまち」をめざす団体「ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会」が設置を進めました。同委員会は認知症の人や高齢者が折り鶴を作ることによって社会とのつながりを感じ、夢や希望を持ってほしいとして、万博会場や大阪府内の福祉施設など合わせて100万羽の鶴を飾る「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」に挑戦しています。
休憩所を彩る約5万羽の折り鶴は大阪府内の認知症の人や高齢者以外にも日本各地の企業や団体、地域の協力で作られました。
(ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会代表・森安美さん)「万博という大きな舞台の担い手になっていることは折り鶴を折った認知症の人や高齢者にとって喜びと共に希望になっていると感じた」
団体休憩所は平日午後2時半までは学校などの団体客が予約制で使用し、午後2時半以降と夏休みや土・日・祝日は一般客の利用もできるということです。
最終更新:03/28 19:17


