関西ニュースKANSAI

　大阪府警は光明池運転免許試験場で、自動採点システムに解答を登録する際の誤操作で、合格するはずだった受験者が不合格になっていたと発表しました。

　警察によりますと去年６月、自動で回答を採点するシステムに、ネパール語の仮免許学科試験の解答を登録する際に操作を誤り、間違った解答を登録したということです。

　今年３月にネパール語の仮免許の学科試験を受けて不合格になった男性から「点数が低い。誤採点ではないか」と問い合わせがあり発覚しました。

　間違った解答が登録されたネパール語の試験を受験した人は、去年６月から今年３月までに光明池運転免許試験場と門真運転免許試験場で計４４人いて、うち合格だったのに不合格となった人は１９人でした。

　発覚後、１９人に対して受験料や交通費を補償するなど、個別の状況にあわせて対応をしているということです。

　光明池運転免許試験場と門真運転免許試験場は「影響を受けた受験者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げますとともに、今後再発防止に努めてまいります」とコメントしています。