関西ニュースKANSAI
“聖徳太子がモデル” 国宝「救世観音像」 特別公開始まる 奈良・法隆寺
04/11 19:32 配信
聖徳太子をモデルにしたとされる国宝の特別公開が始まりました。
奈良県斑鳩町にある法隆寺の「夢殿」では午前8時から法要が営まれ、「救世観音像」が収められている扉が開かれました。
「救世観音像」は高さ約1.8メートルで、寺を創建したとされる聖徳太子をモデルにしたと伝えられています。
楠の一木造で飛鳥時代に彫られたと言われていて、1951年に国宝に指定されました。
明治時代までは布にくるまれ、誰の目にも触れることがなかったという「秘仏」で、今もその輝きは失われていません。
救世観音像の春の特別公開は、来月18日までです。
最終更新:04/11 19:32