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世界遺産・熊野那智大社で春告げる「桜花祭」 桜のかんざしつけた巫女、舞で五穀豊穣を願う
04/14 19:13 配信
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で、春の訪れを告げる祭りがありました。
熊野那智大社で営まれた桜花祭は、平安時代に花山法皇が那智の滝で千日の山ごもりをした際に、辺りの桜の美しさを詠んだ短冊を滝に流したことが由来とされています。
本殿での神事の後、那智の滝の前では桜のかんざしをつけた巫女が浦安の舞を奉納し、自然の恵みへの感謝を桜に託して五穀豊穣を願いました。
参拝客らは古式ゆかしく執り行われる神事に見入っていました。
最終更新:04/14 19:13


