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介助なしで列車に 車いす乗降用「可動式スロープ」の実証実験 JR西日本
04/18 19:09 配信
自動で動くスロープの実証実験が始まります。
JR桜島駅のホームで公開されたのは、列車とホームの段差を自動で解消する「可動スロープ」です。
列車が到着すると、スロープに付いているセンサーが乗降口との距離を計測し、スロープが動く仕組みになっています。
車いすを利用する乗客の利便性を考えて、JR西日本が2019年から開発を進めてきました。
(JR西日本の担当者)
「係員がスロープで介助する方法しかなかったが、別の手法でご移動いただける、この価値を提供したかった」
JR西日本は、「可動スロープ」を新大阪駅と桜島駅で試験的に設置し、万博期間中の臨時列車「エキスポライナー」で21日から検証するとしています。
最終更新:04/18 19:09