関西ニュースKANSAI

　今年夏に予定されている参議院選挙の大阪選挙区に、れいわ新選組から介護福祉士の椛田健吾さん（４４）が立候補することを表明しました。

　椛田さんは大阪市阿倍野区出身で、２０２０年から２０２３年まで高齢者デイサービスや障がい者支援団体で働いていました。

　２日、大阪市内でれいわ新選組の大石晃子共同代表と臨んだ記者会見で、椛田さんは「介護施設などでは本当にヘルパーが不足し、所得は本当に低いです。ヘルパーさん、介護士さんの月給を１０万円賃上げして、雇用を安定させていくということを、政策として訴えていきたい」と話しました。

　大石共同代表は、４議席を争う大阪選挙区での戦いに「維新、維新、自民、公明の枠組みは絶対に壊したい」と意気込みを語りました。

　大阪選挙区には、立憲民主党から弁護士の橋口玲さん（５６）、公明党から現職の杉久武参院議員（４９）、日本維新の会からいずれも大阪市議の岡崎太さん（５７）と佐々木理江さん（４２）、共産党から元衆議院議員の清水忠史さん（５６）、参政党から建設会社のパート社員の宮出千慧さん（４０）がすでに立候補を表明しています。