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JR西と和歌山・田辺市が合同避難訓練 南海トラフ地震で電車が緊急停止した想定
05/10 13:07 配信
南海トラフ地震による津波の発生に備えて、JR西日本と和歌山県田辺市が、合同で避難訓練を実施しました。
(乗務員)「津波が来るぞ、逃げろ」
訓練は電車が紀伊田辺駅を出発した直後、マグニチュード8の巨大地震に襲われ緊急停止したという想定です。
参加したのは、県内の高校生や地域住民ら約70人で、停車した電車から線路に降りて、高台に建つ田辺市役所を目指しました。
(参加者)
「焦らないように、ゆっくり安全に逃げようと心がけた」
「(和歌山県は)海から近いので、避難訓練は日頃からやって損はないなと」
田辺市によりますと、市の沿岸部では地震発生後5分以内に第1波が到達し、5メートルから10メートルの津波が予想されているということです。
最終更新:05/10 13:07