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「経営が厳しい」病院統合前の来年3月“診療休止”検討 兵庫・伊丹市の近畿中央病院 1年半以上の“空白期間”に懸念
05/16 12:40 配信
2年後に市立病院との統合が予定される兵庫県伊丹市の近畿中央病院が、来年3月での診療休止を検討していることが分かりました。診療の空白期間などへの懸念が浮上しています。
伊丹市にある近畿中央病院は、2027年度後半に市立伊丹病院と再編統合し、患者の診療を引き継ぐとしています。
しかし、近畿中央病院の運営主体はABCテレビの取材に「来年3月での診療休止に向けて調整している」と統合前に病院を閉じる意向を示しました。
来年3月での休止となれば、1年半以上にわたり患者の診療や職員の雇用を新病院に引継げない事態となります。
伊丹市によりますと、近畿中央病院は「経営が厳しい」などと説明しているといい、市と病院側で患者が適切な医療を継続して受けられるよう調整する方針です。
最終更新:05/16 12:40


